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文献詳細

雑誌文献

臨床検査35巻9号

1991年09月発行

文献概要

資料

“Dip and read”酵素免疫試験紙法による尿中微量アルブミン測定

著者: 三宅一徳1 堀井隆2

所属機関: 1順天堂大学医学部臨床病理学教室 2順天堂大学付属順天堂医院中央検査室

ページ範囲:P.1007 - P.1011

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 免疫化学反応を用いた尿中微量アルブミン半定量試験紙についての検討を行った.本試薬は色調判定に注意が必要であるが特異性,再現性に問題はなかった.本法による半定量値とネフェロメトリー法定量値との相関はrs=0.845(n=141)と良好であり,両法のカットオフ値を30mg/lとしたとき,感度は84.2%,特異度は100%であった.本法は簡便・迅速に半定量値が得られ,糖尿病外来患者に対するスクリーニング検査としての応用が期待できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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