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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻10号

1992年10月発行

文献概要

今月の主題 放射線障害 放射線障害の臨床検査

組織診

著者: 新部英男1

所属機関: 1群馬大学医学部放射線医学教室

ページ範囲:P.1081 - P.1085

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放射線障害で組織診が施行されるのは,放射線治療に伴うものが大部分である.放射線治療中に生検を施行すると,放射線障害を増強させる危険性があるので,慎重に行うべきである.放射線治療効果の判定には,総線量と生検前の最終照射からの時間と1回線量を知ることが大切である.急性放射線障害は細胞再生系の組織の障害が主体であるため容易に修復する.血管・結合組織の障害で起こる慢性・晩発障害は臨床的に問題となる.〔臨床検査36(10):1081―1085,1992〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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