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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻10号

1992年10月発行

文献概要

資料

画像解析を用いた増殖期細胞の核面積の検討

著者: 池田聡1 石堂達也2 木村博1 宮国亨1 深沢徳行1 沢村和美1 本間恵美子1 井坂信之1 赤羽久昌1

所属機関: 1土浦協同病院中央検査科病理検査室 2国立がんセンター中央病院内科

ページ範囲:P.1167 - P.1170

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 核の大きさと細胞周期の間に関係があるか否かを調べるために,増殖期細胞マーカーであるBrdUおよびPCNAを用いて大腸腫瘍病変の増殖期細胞を検出し,画像解析でその核断面積を測定した.その結果,陽性細胞の核面積は良性悪性どちらの腫瘍においても陰性細胞の核に比べて有意に大きかった.細胞周期と核の大きさの間には有意な関係があることが示唆された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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