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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻10号

1992年10月発行

文献概要

資料

AIAシステムによるSialyl-Lewisa抗原測定系の基礎的検討および臨床的評価

著者: 岩越典子1 桑原正喜1 田中里枝1 北山和代1 有吉寛1

所属機関: 1愛知県がんセンター臨床検査部

ページ範囲:P.1171 - P.1176

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 2→3Sialyl-Lewisa抗原(CA 19-9>を特異的に認識するモノクローナル抗体(2D3)を用いた全自動EIA装置(AIAシステム)による血中Sianyl-Lewisa抗原測定系の基礎的検討と臨床的有用性に評価を加えた.
 AIAシステムによるSialyn-Lewisa抗原測定系は良好な精度を有していた.カットオフ値を35U/mlとした場合,RIA法によるCA19-9に比して肝疾患において高目の陽性率を示したが,他の疾患ではほぼ同様の臨床的意義を有することが示された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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