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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻12号

1992年11月発行

文献概要

今月の主題 免疫不全症 総説

日和見感染症の現状

著者: 川名林治1

所属機関: 1岩手医科大学医学部細菌学講座

ページ範囲:P.1197 - P.1200

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日和見感染は平素無害ないしは弱毒と思われている微生物によって,抵抗力の減弱している易感染宿主に起こる感染症のことである.したがって,近年の変貌しつつある感染症のなかで最もたいせつな問題であり,また院内感染の主なものの1つといってよい.種々の患者の状況にもより,またその起因微生物も多岐にわたっている.ことにAIDSの日和見感染は今後大きな課題となると考えられ,臨床細菌検査室の役割はさらに重要となると思われる.〔臨床検査36(12):1197-1200,1992〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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