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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻12号

1992年11月発行

文献概要

今月の主題 免疫不全症 技術解説

HIVの抗体検査

著者: 吉原なみ子1

所属機関: 1国立予防衛生研究所エイズ研究センターエイズ検査室

ページ範囲:P.1219 - P.1222

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抗HIV抗体は感染してから平均6~8週間後に検出できるようになり,一生持続する.種々の検査法が開発されキット化されているが,検査法により操作の容易性や所要時間,感度および特異性が若干異なるため,スクリーニングと確認試験の2段階で行われている.感染例のほとんどは抗体検査でカバーできるが,まれに抗体が検出されない場合や母児感染のように母親の移行抗体がある場合などは,ウイルス培養や遺伝子の検索を併用すればより確実である.〔臨床検査36(12):1219-1222,1992〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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