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今月の主題 免疫不全症
技術解説
文献概要
HIVは生体内に侵入すると,CD4抗原を有する細胞(主にTリンパ球・単球/マクロファージ系細胞)に感染を成立させていく.その後病状の進行とともにCD4陽性細胞の量的・質的異常を起こし,さまざまな宿主の免疫異常状態を発現させる.HIV感染後のその病態解析のため,数多くの検査が検索されている.しかし,いまだに不明な点が多く確立されたものがないのが現状である.〔臨床検査36(12):1223-1226,1992〕
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