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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻13号

1992年12月発行

文献概要

今月の主題 溶血性尿毒症症候群(HUS) 技術解説

腸管出血性大腸菌の同定法 1.Vero毒素の検出法

著者: 甲斐明美1 工藤泰雄2

所属機関: 1東京都立衛生研究所微生物部 2東京都立衛生研究所

ページ範囲:P.1329 - P.1333

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腸管出血性大腸菌あるいはVero毒素産生性大腸菌感染症の検査室診断の基本は,糞便から分離した大腸菌のVero毒素産生性を確認することにある.このVero毒素検出法としては,菌の産生する毒素そのものを検出する方法と,VT産生遺伝子の存在を確認する方法の2者があるが,本稿では,前者の中でも最も代表的な培養細胞法を中心に紹介した。これらの手法は,また糞便など臨床材料からの直接毒素検出にも応用しうる.〔臨床検査36(13):1329-1333,1992〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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