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血管新生阻害剤;エポネマイシン
著者: 長谷川雅巳1 室田誠逸1
所属機関: 1東京医科歯科大学細胞機能制御
ページ範囲:P.1379 - P.1380
文献購入ページに移動 血管新生は,発生・成長期に認められるばかりでなく,固形腫瘍の増殖,慢性炎症,糖尿病性網膜症,創傷治癒,動脈硬化などさまざまな病態で認められる現象である.
固形腫瘍における血管新生とは,癌細胞が血管新生促進因子(angiogenin,bFGF,VEGFなど)を産生し,栄養補給路となる毛細血管の形成を自ら誘導しようとするものであり,癌の化学療法において,固形腫瘍の栄養補給路となる血管の形成を阻害することは癌の増殖抑制につながり,抗癌効果が期待できる.
固形腫瘍における血管新生とは,癌細胞が血管新生促進因子(angiogenin,bFGF,VEGFなど)を産生し,栄養補給路となる毛細血管の形成を自ら誘導しようとするものであり,癌の化学療法において,固形腫瘍の栄養補給路となる血管の形成を阻害することは癌の増殖抑制につながり,抗癌効果が期待できる.
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