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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻3号

1992年03月発行

文献概要

今月の主題 ビタミンをめぐる臨床検査 技術解説

ビオチンの測定

著者: 早川江1 平野雅彦2 大泉純3

所属機関: 1国立小児病院小児医療研究センター内分泌代謝研究部 2東京農業大学特殊栄養学研究室 3国立小児病院小児医療研究センター内分泌代謝研究部代謝研究室

ページ範囲:P.272 - P.275

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 ビオチンは細胞の増殖を促進する因子であるが,最近グアニル酸シクラーゼ活性を高めるなど,単に補酵素としての作用のみでは説明しきれない機作の存在が想定されてきている.ビオチン測定方法の開発は,そういう面からも重要な懸案となるが,ng/mlレベルという微量なので,化学的測定を簡便に行うことに困難さがある.ここでは最近の化学的測定方法のくふう例を取り上げ,併せて,簡便な微生物を用いた定量法を述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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