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今月の主題 大腸疾患と検査 技術解説
大腸癌スクリーニングとしての便潜血検査 2.検査法の意義
著者: 北條慶一1
所属機関: 1国立がんセンター外科
ページ範囲:P.495 - P.501
文献購入ページに移動 従来の生化学的方法に代わって免疫学的方法が開発され感度,特異度が著しく向上した便潜血テストは大腸癌検診の適切なスクリーニングの手段として利用され大きな成果を上げているが,しかし現在の免疫学的便潜血テストでも早期癌の50%以上,また2日採便便潜血テストで行っても進行癌の10~15%はfalse negativeになって見逃されており精度上これから検討すべき課題もある.
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