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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻5号

1992年05月発行

文献概要

研究

経皮的留置カテーテルの微生物汚染の防止法に関する検討―消毒剤添加EVA製円盤の効果

著者: 本田武司1 三輪谷俊夫1 酒井慎一2 高塚旨寛2 小池紀夫2 藪下安紀2 藤田昌英1

所属機関: 1大阪大学微生物病研究所 2ユニチカ(株)中央研究所

ページ範囲:P.551 - P.555

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 われわれは,カテーテル由来感染症を防止する抗感染性カテーテルの開発を進めている.カテーテル留置初期から感染防止効果を持たせるために,本論文では,切開を行うことなく穿刺法でカテーテルを留置し,刺入部を抗菌性材料(クロルヘキシジン加EVA)で被覆する方法について動物を用いて検討した.
 その結果,被覆材料に抗菌性を持たせることにより菌の侵入を低減し,感染防止効果を発揮する可能性が示唆された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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