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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻5号

1992年05月発行

文献概要

資料

レフペーパーを用いた血中総胆汁酸の測定法とその臨床的検討

著者: 松田兆史1 秋浜澄行1 李顕銧2

所属機関: 1明治薬科大学第一生化学教室 2慶愛クリニック

ページ範囲:P.556 - P.559

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 ①酵素法を応用した,簡便なドライケミストリーを用いた血清胆汁酸の測定法の検討を行った.
 ②本法は従来法(エンザバイル・2)と良好な相関性を示した.
 ③各種再現性の検討結果および希釈試験の結果は,それぞれ良好な成績が得られた.
 ④共存物質の影響の検討の結果,アスコルビン酸は本法に対して高濃度で正の,低濃度で負の影響を与えた.またビリルビンも若干の負の影響を与えた.
 ⑤本法は小規模診療機関における肝機能検査としての血清胆汁酸測定として有用であると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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