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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻6号

1992年06月発行

文献概要

今月の主題 循環生理機能検査の進歩 新技術の解説

遅延電位の検出法

著者: 矢久保修嗣1 小沢友紀雄1

所属機関: 1日本大学医学部第二内科学教室

ページ範囲:P.597 - P.602

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心室遅延電位(LP)は,心室頻拍や突然死の非観血的な有用な指標である.しかし,LPは微小な電位のために通常の心電図ではその検出が困難で,高感度増幅,加算平均法,bandpass filterによる処理などが必要である.このため加算平均心電図が用いられ,multiphasic oscillation法,vector magnitude法でLPの評価が行われている.機器によりその細部は異なっているが,それぞれ十分にLPの評価が可能であり,広く一般に普及し活用される検査法と思われる.臨床検査36:597-602, 1992

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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