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COFFEE BREAK
尖端と時代遅れ
著者: 屋形稔1
所属機関: 1東新潟病院
ページ範囲:P.612 - P.612
文献購入ページに移動 臨床検査の進歩とともにこれをめぐる研究にも医療の尖端的なものが多くみられている.これに伴ってコンピュータを利用したいわゆる情報科学も検査の分野ではかなりの比重を占めるようになった.日本人は特に応用に秀でているので検査におけるこの普及もお手のものである.これはこれで結構であるが,ただコンピュータもデータベースの進展がなければそれまでであることは周知のところであり,データベースは地道の臨床と検査の積み重ねから見つけ出し築きあげてゆかねばならない.
どちらが主であり従であるるかは明らかな順序で,研究面でも日本人は自ら発する光よりも,光を受けて見ることのできる応用に目を奪われがちなところがあるが,心して考慮し進まなければならない.
どちらが主であり従であるるかは明らかな順序で,研究面でも日本人は自ら発する光よりも,光を受けて見ることのできる応用に目を奪われがちなところがあるが,心して考慮し進まなければならない.
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