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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻6号

1992年06月発行

研究

免疫測定法における血清干渉因子による非特異的干渉作用の除去

著者: 平尾滋章1 山本良平1 西野豊和1 加藤兼房2 佐々寛巳3 水口一衛4 川口克廣5 早川哲夫5

所属機関: 1倉敷紡績株式会社技術研究所 2愛知県心身障害者コロニー発達障害研究所生化学部 3大垣市民病院循環器科 4大垣市民病院集中治療室 5名古屋大学医学部附属病院第二内科

ページ範囲:P.671 - P.674

文献概要

 免疫測定法において血清干渉因子による非特異的干渉作用を除去するには,測定系にゼラチンを添加することが有効である.しかし,ゼラチンの添加によりかえってバックグラウンドの上昇等が認められる場合がある.そこでケラチンを添加した緩衝液を作製し,その効果について検討した.ケラチンは,非特異的干渉作用を抑制し,かつゼラチンに見られるようなバックグラウンドの上昇を示さなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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