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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻6号

1992年06月発行

文献概要

編集者への手紙

ornithine decarboxylase(ODC)の高感度測定の試み

著者: 庄野正行1 宮本賢一2 多田千代美3 松原智子3 藤井尊3

所属機関: 1徳島大学医学部総合研究室形態班 2徳島大学病態栄養学研究室 3帝国製薬(株)基礎生物学研究室

ページ範囲:P.685 - P.686

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 ornithine decarboxylase(ODC,EC 4.1.1.17)はほとんどの細胞で増殖に先立って誘導される最も早い部類のbiochemical mediaterであることはよく知られている.ODCは,そのもの自身酵素としての安定性が大変悪いことから,活性を測定する手間を考慮すると,酵素系蛋白質として,酵素免疫測定法(EIA法)で定量することが望ましい.ところが,ODC自身細胞内に極微量にしか存在しないため,免疫測定には高感度な検出法が必要となる.今回,放射性同位元素を用いない安定な高感度測定法を検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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