icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻7号

1992年07月発行

文献概要

今月の主題 皮膚 技術解説

動物性皮膚疾患

著者: 三原一郎1 新村眞人1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学皮膚科学教室

ページ範囲:P.718 - P.721

文献購入ページに移動
皮膚は外的環境と接する最大の臓器であり,それだけに多く病原体の標的となりやすい.一方,皮膚は外的刺激に対する反応を皮膚の症状(皮疹,発疹)として容易に認識しうる特殊性を備えており,それぞれの病原体がそれぞれに特徴的な皮膚症状を呈するために,多くの症例は検査をするまでもなくその病原体を類推することは容易である.ここでは,動物性皮膚疾患の中から比較的頻度の高い疾患を取り上げ,病原体を直接,間接的に証明するための検査法を中心に,疾患の原因となる病原体,臨床症状,治療および予後について述べた.〔臨床検査36:718―721,1992〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?