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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻7号

1992年07月発行

文献概要

今月の主題 皮膚 技術解説

DNA染色と皮膚腫瘍

著者: 池亨仁1 大塚藤男2 石橋康正1

所属機関: 1東京大学医学部皮膚科学教室 2筑波大学臨床医学系皮膚科

ページ範囲:P.722 - P.726

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細胞核DNAの定量はその細胞の生物学的動態の解析に有用な情報を提供する.DNA量の測定にはDNAを蛍光色素によって染色,その蛍光量を定量する方法がよく用いられる.最近,われわれはDNAに特異的親和性を持つ蛍光色素であるDAPI (4′,6―diamidino-2―phenylindole)を用いてDNAを染色し,顕微蛍光測光法によってDNA量を定量している.本稿ではこのDAPI-DNA顕微蛍光測光法を中心にDNA染色および定量について概説し,われわれの皮膚腫瘍における最近の結果を簡単に紹介する.〔臨床検査36:722-726,1992〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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