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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻7号

1992年07月発行

文献概要

今月の主題 皮膚 技術解説

皮膚の免疫組織化学的検査

著者: 小野寺有子1 清水宏1 西川武二1

所属機関: 1慶応義塾大学医学部皮膚科教室

ページ範囲:P.727 - P.732

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 免疫組織化学は,細胞や組織中に存在する特定の物質を抗原抗体反応などを用いて同定する方法である.皮膚科領域においても自己免疫疾患や腫瘍などの補助診断に欠かせないもので,幅広く用いられている.
 免疫組織化学において良好な結果を得るためには,組織を処理するに当たり形態と抗原性の両者が十分に保持されなければならない.そこでまず,組織の基本的な固定法,包埋法,切片作製法について解説した.また,光顕レベルの観察で通常用いられている蛍光抗体法,酵素抗体法について,それぞれの原理,特徴,手技につき概説し,特に皮膚疾患への応用についてまとめた.また,免疫電顕については,最近の新しい知見も含めて解説した.〔臨床検査36:727-732,1992〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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