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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻9号

1992年09月発行

文献概要

血管病変の病理・3

動脈硬化症

著者: 山田勉1 楠美嘉晃1 桜井勇1

所属機関: 1日本大学医学部第二病理学教室

ページ範囲:P.1011 - P.1020

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動脈硬化症の成立にはリポ蛋白の重要性が知られているが,そのほかにも動脈壁では多数の因子が複雑に影響しあっている.これらの特徴を踏まえて動脈硬化症の成因およびその進展に関与する諸因子を含めて,基本的な形態学的分類を中心にして説明した.特に粥状硬化症は臓器血流障害を生じ虚血性心疾患などの原因ともなるので,成人病の対策上も動脈硬化症についての理解が要求されよう.〔臨床検査36(9)11011-1020,1992〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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