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私のくふう
水流循環式染色用ガラスバット
著者: 大谷静治1 佐藤昇志1 池田卓也2 池田真美3
所属機関: 1札幌医科大学中央組織学研究室,第一病理学講座 2札幌医科大学法医学講座 3札幌医科大学中央組織学研究室
ページ範囲:P.1030 - P.1031
文献購入ページに移動しかし,ミゾ付き染色バットには次のような問題が指摘される.すなわち,スライドグラスを入れた状態では,スライドグラスとスライドグラスの間が仕切られて水が循環しにくくなる.そのために染色液や試薬などの流水水洗の過程が不十分となり,染色ムラなどの原因となる.そして,これを防ぐためには水洗にかける時間を長くするか,何度も水を手で交換しなければならないため,染色の全過程に要する時間や手間が必要以上に多くなるなどの弊害が生じる.
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