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文献詳細

雑誌文献

臨床検査36巻9号

1992年09月発行

文献概要

資料

Cloned-Enzyme-Donor-Immunoassay(CEDIA)による血中T4,T-Uptakeの測定法の検討

著者: 青野悠久子1 高田美絵1 山口ひろ子1 矢内千鶴子1 桜井泰子1 内村英正2 大久保昭行2 三橋知明3 久保田憲3

所属機関: 1東京大学医学部附属病院検査部 2東京大学医学部臨床検査医学 3東京大学医学部第三内科

ページ範囲:P.1043 - P.1048

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 インビトロ甲状腺機能検査のなかでも重要な総サイロキシン(総T4)の測定は,現在主としてRIAやEIAで行われている.従来のEIAは酵素を標識体として用いるが,最近遺伝子工学のDNA組み換え技術を用いたCloned-Enzyme-Donor-Immunoassay(CEDIA)のキットが開発され,その検討を総T4およびT-Uptakeについて行った.再現性,他のEIAとの相関,各疾患の濃度など,汎用自動分析機器(COBAS MIRA-S,HITACHI 7150,TBA-30 R)3機種を用い検討したところ,日常検査試薬として有用と考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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