icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻10号

1993年10月発行

文献概要

今月の主題 HCV 技術解説

HCV RNAの検出法

著者: 金子周一1 鵜浦雅志1 小林健一1

所属機関: 1金沢大学医学部第一内科

ページ範囲:P.1075 - P.1078

文献購入ページに移動
 C型肝炎ウイルスの抗原測定にかわるウイルスマーカーとしてHCV RNAの検出が行われており,DNAプロープ法とPCR法がある.DNAプロープ法はキット化されており,血中に存在するHCV RNAをそのまま直接測定する.検出感度は高くないが,疑陽性率は低く,定量性を有している.PCR法は各施設の設定条件で行われており,HCV RNAを増幅してから検出するため,検出感度は高いが,疑陽性を認めることがある.〔臨床検査37(10):1075-1078, 1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?