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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻10号

1993年10月発行

文献概要

今月の主題 HCV 技術解説

HCV RNAの定量法(competitive RT-PCR法)

著者: 萩原秀紀1 林紀夫1 房本英之1 鎌田武信1

所属機関: 1大阪大学医科部第一内科

ページ範囲:P.1079 - P.1084

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 C型肝炎ウイルス遺伝子(HCVRNA)の定量に際しての問題点を取り上げ,現在最も正確な定量法と考えられるインターナルスタンダードとして合成変異RNAを用いたcompetitive RT―PCR法について概説した.HCV RNA量は進行した肝疾患群で多い傾向にあり,またインターフェロン療法の有効性と強い相関関係を認めた.今後,HCV RNAの定量法はC型肝炎の病態解明に役だつと思われる.〔臨床検査37(10):1079-1084, 1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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