icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻10号

1993年10月発行

文献概要

今月の主題 HCV 技術解説

HCV抗体―定性・定量

著者: 安田清美1 飯野四郎1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学難病治療研究センター

ページ範囲:P.1091 - P.1098

文献購入ページに移動
 各種HCV抗体の定性ならびに定量測定の臨床的意義を検討した.定性測定は,HCVコア領域およびNS領域両者に対する抗体である第2世代HCV抗体の測定が最も有用であり,また第2世代HCV抗体陽性例の病態の把握ならびにIFN治療の効果判定には,HCVコア抗体の定量測定が有用であると考えられた.さらに,HCV抗体測定を応用したserological groupingは,PCR法によるHCVゲノタイプにかわりうる有用な検査法であると考えられた.〔臨床検査37(10): 1091-1098, 1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?