icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻10号

1993年10月発行

文献概要

今月の主題 HCV 病態解説

HCV感染の自然経過

著者: 入橋弘1 浜田るみこ1 矢野右人1

所属機関: 1国立長崎中央病院臨床研究部

ページ範囲:P.1105 - P.1109

文献購入ページに移動
 C型慢性肝炎患者の大多数は,症状を有さず,緩徐に進行する.しかし,その長期経過,予後はB型慢性肝炎患者と異なり,自然治癒することなく,長期的には,肝硬変,肝癌へと進展する予後不良の疾患である.現在,C型肝炎ウイルスの研究として,HCVゲノタイプとHCV-RNA量が注目されているが,現時点では,これらの両因子とHCV感染の自然経過,予後との関連は明確でない.[臨床検査37(10):1105-1109, 1993]

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?