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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻10号

1993年10月発行

文献概要

今月の主題 HCV 病態解説

供血者スクリーニングと輸血後肝炎

著者: 佐々木富美子1 守屋尚1 水井正明2 野尻徳行3 吉澤浩司1

所属機関: 1広島大学医学部衛生学 2広島県赤十字血液センター 3八王子赤十字血液センター

ページ範囲:P.1117 - P.1121

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 1973年からHBs抗原スクリーニング,さらに1989年からはHBc抗体スクリーニングが導入されたことにより,輸血後B型肝炎はほぼ駆逐された.
 一方,1989年からC100-3抗体スクリーニングに続いて,1992年からのHCV PHA法によるスクリーニングが導入されたことにより,輸血後C型肝炎の発生率も激減した.しかし,HCV PHA法によっても発見することのできないHCVキャリアが存在することも確かであり,今後の課題であると考えられる.〔臨床検査37(10): 1117-1121, 1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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