文献詳細
文献概要
今月の主題 HCV 病態解説
供血者スクリーニングと輸血後肝炎
著者: 佐々木富美子1 守屋尚1 水井正明2 野尻徳行3 吉澤浩司1
所属機関: 1広島大学医学部衛生学 2広島県赤十字血液センター 3八王子赤十字血液センター
ページ範囲:P.1117 - P.1121
文献購入ページに移動一方,1989年からC100-3抗体スクリーニングに続いて,1992年からのHCV PHA法によるスクリーニングが導入されたことにより,輸血後C型肝炎の発生率も激減した.しかし,HCV PHA法によっても発見することのできないHCVキャリアが存在することも確かであり,今後の課題であると考えられる.〔臨床検査37(10): 1117-1121, 1993〕
掲載誌情報