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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻10号

1993年10月発行

トピックス

超高感度EIA

著者: 石川榮治1

所属機関: 1宮崎医科大学第一生化学

ページ範囲:P.1145 - P.1146

文献概要

 酵素を標識とする抗原の免疫測定法は早期に高感度化され,ラジオイムノアッセイでは測定できない低濃度のホルモンなどが測定されるようになった.実用化も着々と進み,現在は自動測定装置の激しい販売競争が繰り広げられるまでになった.
 酵素を標識とする抗体の測定法(ELISA)は,最初から血球凝集法などの従来法より感度が高く,しかも早期に実用化され,感染症の診断,モノクローナル抗体のスクリーニングなど多方面で繁用されてきた.しかし,血清などの試料中に非特異イムノグロプリンなどが存在し,それらが障害となり高感度化が妨げられてきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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