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特集 ロボティクスと臨床検査 Ⅱ.センシング
4.画像的センシング
著者: 本間一弘1 鎮西清行1
所属機関: 1工業技術院機械技術研究所物理情報部バイオメカニクス課
ページ範囲:P.48 - P.52
文献購入ページに移動臨床における各種の検査では検体を顕微鏡などにより直視下で観察し,診断のために形状や色の変化を分析する.一方,X線,X線CT, RI, PET,超音波,MRIなどの画像診断機器を用いて生体内部の状態を可視化し,両像から抽出される特徴(組織の形状や物性値)を解析して,計算機により分析を行う.このように画像処理による細胞の認識・分析や組織診断は,現状の基礎医学,臨床医学において不可欠な技術となっている.本論文は臨床検査,臨床診断で用いられるこれらの画像化,画像処理技術およびパターン認識技術の現状に関して概説する.
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