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特集 ロボティクスと臨床検査 Ⅲ.情報処理
5.自動診断から治療に連なるシステム
著者: 七里元亮1 宮田高雄1
所属機関: 1熊本大学医学部代謝内科
ページ範囲:P.88 - P.93
文献購入ページに移動はじめに
今日,患者の病態計測において情報がますます重要となり,特異性に加え,計測内容の多様化,大量処理,あるいは迅速処理などが求められている.一方,臨床医学の究極の目標は患者にとって最適の治療を施すことであり,そのためには刻々と得られる情報をいかに患者の治療に反映させるか,すなわち生体情報の連続モニタリング・システム,さらに計測と治療制御のフィードバック・ループから成る治療制御システムの開発が最も望まれるところである.
今日,患者の病態計測において情報がますます重要となり,特異性に加え,計測内容の多様化,大量処理,あるいは迅速処理などが求められている.一方,臨床医学の究極の目標は患者にとって最適の治療を施すことであり,そのためには刻々と得られる情報をいかに患者の治療に反映させるか,すなわち生体情報の連続モニタリング・システム,さらに計測と治療制御のフィードバック・ループから成る治療制御システムの開発が最も望まれるところである.
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