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特集 ロボティクスと臨床検査 Ⅳ.検体搬送システム 1. 開発のフィロソフィ
2)東芝メディカル(株)
著者: 諏訪良昭1
所属機関: 1東芝メディカル(株)技術部
ページ範囲:P.110 - P.113
文献購入ページに移動はじめに
今日の臨床検査室における自動化は大変な進歩を遂げてきたが,その中身を見ると,①前処理業務,②分析業務,③後処理業務,に分類される.
このうち②の分析業務の自動化は目を見張るものがある.今から30数年前,テクニコン社AAI型の自動分析装置が開発されてから,生化学をはじめ,血液学,免疫学など,目的・用途別に数多くの自動分析装置が開発されてきた.ただし,これらの多くは単体指向で開発されているため,単体で使用するには十分な機能を持っているものの,検査室自動化システムに適していない.
今日の臨床検査室における自動化は大変な進歩を遂げてきたが,その中身を見ると,①前処理業務,②分析業務,③後処理業務,に分類される.
このうち②の分析業務の自動化は目を見張るものがある.今から30数年前,テクニコン社AAI型の自動分析装置が開発されてから,生化学をはじめ,血液学,免疫学など,目的・用途別に数多くの自動分析装置が開発されてきた.ただし,これらの多くは単体指向で開発されているため,単体で使用するには十分な機能を持っているものの,検査室自動化システムに適していない.
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