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特集 ロボティクスと臨床検査 Ⅳ.検体搬送システム 3. 各施設からのレポート
1)高知医科大学附属病院―検査部ベルトラインシステム
著者: 小倉克巳1 片岡浩巳1 佐々木匡秀2
所属機関: 1高知医科大学附属病院検査部 2高知医科大学臨床検査医学講座
ページ範囲:P.157 - P.162
文献購入ページに移動当高知医科大学検査部では,1981年の開院以来,ベルトラインシステムの自主開発に傾注し,第一~三工期に約4年間の歳月を費して1985年に完成させた1~6).
第一期工事は1981年4月に始まり,検体仕分けセクションから各自動分析装置の設置場所まで,検体を自動的に運ぶためのベルトコンベヤを張り巡らせた.しかし,ベルトコンベヤを床面高80cmに設定したために,検査室内で働く技師の動きに制約を加えることとなった.そこで,床面高2.4mの高架線への変更作業と延長工事の第二,三期を経て,高架式ベルトコンベヤシステムを完成させた.
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