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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻11号

1993年10月発行

文献概要

特集 ロボティクスと臨床検査 Ⅳ.検体搬送システム 3. 各施設からのレポート

4)佐賀医科大学附属病院

著者: 只野壽太郎1

所属機関: 1佐賀医科大学附属病院検査部,医療情報部

ページ範囲:P.171 - P.174

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はじめに
 佐賀医科大学附属病院検査部は1981年開院以来,「検体処理の検査部から情報処理の検査部」への変身を目指し,「病院総合医療情報システム」に結合する「検体自動処理システム」と「検査情報一元管理システム」の開発を進めてきた.
 このシステムは基本的にはLundbergが提唱したbrain to brain loopの思想を具現化したものである.このループは医師が患者を前にして,患者の問題点に関する質問から始め,検査オーダ→検体採取→確認→搬送→前処理→分析→報告と進み,結果が報告され,医師の頭脳で結果が解釈され,それに基づく処置で完結するループ(図1)である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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