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特集 ロボティクスと臨床検査 Ⅳ.検体搬送システム 3. 各施設からのレポート
4)佐賀医科大学附属病院
著者: 只野壽太郎1
所属機関: 1佐賀医科大学附属病院検査部,医療情報部
ページ範囲:P.171 - P.174
文献購入ページに移動はじめに
佐賀医科大学附属病院検査部は1981年開院以来,「検体処理の検査部から情報処理の検査部」への変身を目指し,「病院総合医療情報システム」に結合する「検体自動処理システム」と「検査情報一元管理システム」の開発を進めてきた.
このシステムは基本的にはLundbergが提唱したbrain to brain loopの思想を具現化したものである.このループは医師が患者を前にして,患者の問題点に関する質問から始め,検査オーダ→検体採取→確認→搬送→前処理→分析→報告と進み,結果が報告され,医師の頭脳で結果が解釈され,それに基づく処置で完結するループ(図1)である.
佐賀医科大学附属病院検査部は1981年開院以来,「検体処理の検査部から情報処理の検査部」への変身を目指し,「病院総合医療情報システム」に結合する「検体自動処理システム」と「検査情報一元管理システム」の開発を進めてきた.
このシステムは基本的にはLundbergが提唱したbrain to brain loopの思想を具現化したものである.このループは医師が患者を前にして,患者の問題点に関する質問から始め,検査オーダ→検体採取→確認→搬送→前処理→分析→報告と進み,結果が報告され,医師の頭脳で結果が解釈され,それに基づく処置で完結するループ(図1)である.
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