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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻12号

1993年11月発行

文献概要

今月の主題 血液疾患をめぐる新しい検査 技術解説

リンパ節標本の染色体分析

著者: 篠原多美子1

所属機関: 1日本赤十字社医療センター中央検査部

ページ範囲:P.1217 - P.1220

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 リンパ節の染色体分析に必要な培養方法と標本作製を主に記した.分析に関しては造血器疾患の骨髄から作製された標本の分析と特に変わることはない.リンパ節の染色体分析は悪性リンパ腫の診断に限らず,良性腫瘤との判別,また白血病細胞の転移の有無など,細胞形態では診断困難な場合に,的確な情報を提供する.リンパ節摘出時には,積極的にこの技術を試み診断に供することを進めたい.〔臨床検査37(12):1217-1220,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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