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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻12号

1993年11月発行

文献概要

今月の主題 血液疾患をめぐる新しい検査 技術解説

組織因子(TF)/TFPI

著者: 小山高敏1

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部保健衛生学科,第一内科

ページ範囲:P.1227 - P.1232

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組織因子(TF)は,蛋白と脂質部分の安定な複合体からなるリポ蛋白質であり,凝固活性化の引き金は主として組織因子と血液成分との接触である.一方,リポ蛋白結合性プロテアーゼインヒビターであるTFPIは,外因系凝固反応の制御因子である.ヒトTF/TFPIのcDNAがクローン化され,特異性の高いモノクローナル抗体が入手できるようになり,TF/TFPIの機能解析や,臨床と関連した抗原量,活性の検討が行われるようになってきた.〔臨床検査37(12):1227-1232,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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