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今月の主題 血液疾患をめぐる新しい検査 病態解説
骨髄異形成症候群(MDS)
著者: 厨信一郎1
所属機関: 1岩手医科大学第三内科
ページ範囲:P.1233 - P.1238
文献購入ページに移動 末梢血の血球減少と末梢および骨髄における血球のさまざまな質的異常を特徴とし,その経過中に急性非リンパ性白血病に移行する頻度が高いことで知られていた一連の造血障害が骨髄異形成症候群(MDS)の名称で統一され,さらに病型分類が提唱されて以来これまでに11年が経過した.本稿では,この間に明らかにされてきた本疾患群の血液学的および疫学的特徴を概観するとともに,今後解明すべき病態について解説を加える.〔臨床検査37(12):1233-1238,1993〕
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