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学会だより 第21回日本臨床免疫学会
現状と将来の展望を多角的に追究
著者: 大谷英樹1
所属機関: 1北里大学臨床病理学
ページ範囲:P.1239 - P.1239
文献購入ページに移動 第21回日本臨床免疫学会は,1993年9月8日から3日間にわたり,谷内昭学会長(札幌医科大学長)のもとで臨床免疫学の広範にわたる話題が取り上げられ,稔り多い学会であった.
本学会は,臨床免疫学の進歩ならびに発展を促進することを目的として,臨床免疫学を研究する人々をもって組織され,1973年6月にスタートした.当時は免疫グロブリン異常症など体液性免疫に関する研究が主流をなし,古典的なT細胞の検査(ヒツジ赤血球ロゼット形成試験やリンパ球幼若化現象など)に関する知見が報告されていたにすぎなかった.それ以降目ざましい発展を遂げ,また近年モノクローナル抗体,DNA解析の進歩によって臨床免疫学の研究はさらに躍進したわけである.
本学会は,臨床免疫学の進歩ならびに発展を促進することを目的として,臨床免疫学を研究する人々をもって組織され,1973年6月にスタートした.当時は免疫グロブリン異常症など体液性免疫に関する研究が主流をなし,古典的なT細胞の検査(ヒツジ赤血球ロゼット形成試験やリンパ球幼若化現象など)に関する知見が報告されていたにすぎなかった.それ以降目ざましい発展を遂げ,また近年モノクローナル抗体,DNA解析の進歩によって臨床免疫学の研究はさらに躍進したわけである.
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