icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻12号

1993年11月発行

文献概要

資料

アデノシンデアミナーゼ活性測定のための新しい方法の開発

著者: 浅野茂樹1 後藤寛2 尾崎幸男3 中恵一4 下條信雄4

所属機関: 1東洋紡(株)敦賀バイオ研究所 2(株)ニッショー・ニプロ総合研究所 3大阪市立大学医学部附属病院中央検査部 4大阪市立大学医学部臨床検査医学教室

ページ範囲:P.1283 - P.1288

文献購入ページに移動
 アデノシンを基質とするADA活性測定法で,生成するイノシンをヒポキサンチンに,さらにキサンチンオキシダーゼを用いて過酸化水素系に誘導し,発色させる方法を開発した.キノン色素を生成する本法は,従来法のNADH⇔NAD反応による検出系より高感度で再現性も優れていた.自動分析装置による日常検査法として本法は有用性の高いものであることを確認できた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?