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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻13号

1993年12月発行

文献概要

今月の主題 眼科画像検査―最近の進歩 技術解説

視野検査

著者: 前田修司1

所属機関: 1弘前大学医学部眼科学教室

ページ範囲:P.1331 - P.1337

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 視野検査とは視野の広さを測定することではなく,視野内部に感度低下(暗点)があるかどうかをみることである.視野は視神経から後頭葉へ至る視路の機能をそのまま反映しており,視野が正常であれば視路は正常であるといえるのである.視路の中のある部位は必ず視野内のある一点と対応しており,暗点のパターンを詳しくみればかなり正確に病巣の部位や広がりを推定できる.臨床的には緑内障と脳腫瘍の診療に視野検査は不可欠である.〔臨床検査37(13):1331-1337,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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