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COFFEE BREAK
臨床検査のプリンス
著者: 屋形稔1
所属機関: 1東新潟病院
ページ範囲:P.1337 - P.1337
文献購入ページに移動 1991年6月のバンクーバー市における世界臨床病理会議(WASP)で日本の河合忠教授が会長に選出された時,わが国の臨床検査も世界のトップに立ったといえよう.これは他学会でもまれなことで,全体水準がここまで高まったともいえるがやはり個人の偉大さが頭抜けていたと思われる.わが国の検査界にとってこの人の存在したことは幸せであったといえる.
最近プリンセスになられた雅子様は欧米に永く学ばれ,国際感覚と能力を各方面から高く評価されている.河合さんも青春時代の7年余を米国で過された経験が新しい臨床病理学の振展をわが国にもたらしたのは明らかであり,日本の学会長になる前の永い間プリンスと呼ばれていたことが思い出される.
最近プリンセスになられた雅子様は欧米に永く学ばれ,国際感覚と能力を各方面から高く評価されている.河合さんも青春時代の7年余を米国で過された経験が新しい臨床病理学の振展をわが国にもたらしたのは明らかであり,日本の学会長になる前の永い間プリンスと呼ばれていたことが思い出される.
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