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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻13号

1993年12月発行

文献概要

トピックス

ビタミンD受容体―最近の進歩

著者: 清野佳紀1

所属機関: 1岡山大学小児科

ページ範囲:P.1374 - P.1376

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1.はじめに
 ビタミンDは,肝臓で250HDに代謝された後,腎臓で活性型ビタミンD〔1,25(OH)2D3〕となって血中に分泌される.活性型ビタミンDの血中濃度は厳密に制御され,その作用は腸管,骨,腎などの標的臓器にある受容体と結合した後発揮されるので,ホルモンと考えられている.現在,体内の多くの臓器にビタミンD受容体が発見されている.活性型ビタミンDの作用の中には,受容体を介さない作用もあるとされている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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