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ビタミンD受容体―最近の進歩
著者: 清野佳紀1
所属機関: 1岡山大学小児科
ページ範囲:P.1374 - P.1376
文献購入ページに移動1.はじめに
ビタミンDは,肝臓で250HDに代謝された後,腎臓で活性型ビタミンD〔1,25(OH)2D3〕となって血中に分泌される.活性型ビタミンDの血中濃度は厳密に制御され,その作用は腸管,骨,腎などの標的臓器にある受容体と結合した後発揮されるので,ホルモンと考えられている.現在,体内の多くの臓器にビタミンD受容体が発見されている.活性型ビタミンDの作用の中には,受容体を介さない作用もあるとされている.
ビタミンDは,肝臓で250HDに代謝された後,腎臓で活性型ビタミンD〔1,25(OH)2D3〕となって血中に分泌される.活性型ビタミンDの血中濃度は厳密に制御され,その作用は腸管,骨,腎などの標的臓器にある受容体と結合した後発揮されるので,ホルモンと考えられている.現在,体内の多くの臓器にビタミンD受容体が発見されている.活性型ビタミンDの作用の中には,受容体を介さない作用もあるとされている.
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