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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻3号

1993年03月発行

文献概要

今月の主題 プリン体代謝とその異常 総説

プリン体の代謝

著者: 飯笹泰蔵1 橘正道2

所属機関: 1東京大学医学部物療内科 2千葉大学医学部第二生化学教室

ページ範囲:P.241 - P.246

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 プリン体は,核酸およびATPなどプリンヌクレオチドの構成成分であるので,その代謝は,核酸合成やエネルギー代謝である糖代謝と密接に関連している.特に,筋肉の糖代謝の異常から高尿酸血症(筋原性高尿酸血症)となる.プリン代謝系の酵素異常症は,痛風のみならず,その臨床症状が溶血性貧血,筋力低下,自閉症,免疫不全症など多彩である.これらの酵素の異常も分子生物学の進歩により解析が進んでいる.〔臨床検査37(31:241-246,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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