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今月の主題 プリン体代謝とその異常
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文献概要
尿酸の前駆物質であるオキシプリン(ヒポキサンチン+キサンチン)の測定は痛風をはじめ各種疾患で注目されてきている.高速液体クロマトプラフィー,高感度の酵素比色法の登場により,血中および尿中オキシプリン体の測定が容易になってきている.これらの測定法の解説を行うとともに,アルコール負荷試験による痛風予備軍早期発見やキサンチン尿症の診断への応用例を取り上げてオキシプリン体測定の臨床的有用性について述べる.〔臨床検査37(3):271-275,1993〕
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