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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻3号

1993年03月発行

文献概要

目でみる症例―検査結果から病態診断へ・3

骨型アルカリホスファターゼの上昇した症例

著者: 菅野剛史1

所属機関: 1浜松医科大学臨床検査医学

ページ範囲:P.295 - P.297

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検査結果の判定
 アルカリホスファターゼ(ALP)アイソエンザイムの検査は,職場検診で高ALP血症を指摘され,肝機能検査正常ということから依頼された.
 図1は患者のALPアイソエンザイム分画である.コーニング社のアガロースゲルフィルムを使用し,泳動終了後インドキシルボスフェートを基質とし,酵素活性で遊離したインジゴホワイトをニトロプルーテトラゾリウム(nitroblue tetra-zolium;NBT)で呈色させる染色法で染色した1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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