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文献概要
目でみる症例―検査結果から病態診断へ・3
骨型アルカリホスファターゼの上昇した症例
著者: 菅野剛史1
所属機関: 1浜松医科大学臨床検査医学
ページ範囲:P.295 - P.297
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アルカリホスファターゼ(ALP)アイソエンザイムの検査は,職場検診で高ALP血症を指摘され,肝機能検査正常ということから依頼された.
図1は患者のALPアイソエンザイム分画である.コーニング社のアガロースゲルフィルムを使用し,泳動終了後インドキシルボスフェートを基質とし,酵素活性で遊離したインジゴホワイトをニトロプルーテトラゾリウム(nitroblue tetra-zolium;NBT)で呈色させる染色法で染色した1).
アルカリホスファターゼ(ALP)アイソエンザイムの検査は,職場検診で高ALP血症を指摘され,肝機能検査正常ということから依頼された.
図1は患者のALPアイソエンザイム分画である.コーニング社のアガロースゲルフィルムを使用し,泳動終了後インドキシルボスフェートを基質とし,酵素活性で遊離したインジゴホワイトをニトロプルーテトラゾリウム(nitroblue tetra-zolium;NBT)で呈色させる染色法で染色した1).
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