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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻3号

1993年03月発行

文献概要

研究

サーバーハードディスクを用いた病理細胞検査部門のパソコンシステム

著者: 徳永次行1 馬場伸明1 郷田宏子1 三木章子1

所属機関: 1松山赤十字病院病理部

ページ範囲:P.315 - P.319

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 ファイルシェアリングによるサーバーハードディスクを用いたパソコンシステムTAN(tiny area network)は,病理細胞検査部門において検査部門と診断部門を直結した情報共有化ができる有益なシステムである.双方から受付入力,診断入力が分散処理でき,ファイル情報の活用により既往検査検索・参照,標本ラベル作成,スライド写真マウント印字,台帳作成など省力化ができた.受付入力項目を統一し,またコード化は詳細・複雑でなく検査室に合ったものとすべきである.
 テキストファイルは他ソフトとの共用や大型コンピュータへの変換が容易である.BASICは必要時に簡単にプログラム変更・即実行ができ,臨床医からの要望や,将来へのシュミレートとして効率的な言語である.異質業務の混在する病理細胞検査にVDT(video display terminal)作業が加わるので,設備・環境面にも配慮が必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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