icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻5号

1993年05月発行

今月の主題 酵素検査標準化の動向

序説

臨床検査の標準化

著者: 河合忠1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学教室

ページ範囲:P.459 - P.461

文献概要

 施設間における臨床検査結果の互換性を改善するために臨床検査の標準化が必要である.標準設定に当たっては,臨床検査に関連するすべての事項についての標準が必要であるが,緊急性の高いものから取り上げるとすれば,①標準物質の設定,②基準分析法,実用基準分析法の設定,などがある.標準設定に当たっては,臨床検査担当者,企業の開発者,行政関係者が協力して合意内容を作り上げる必要がある.そのうえで,この合意内容を広く知らせ,臨床検査関係者のみならず,医療関係者すべてが極力これを受け入れる方向で特段の努力をする必要がある.〔臨床検査37(5):459-461,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら