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今月の主題 酵素検査標準化の動向 技術解説
日本臨床化学会勧告法の実際
著者: 山舘周恒1 関口光夫1
所属機関: 1日本大学板橋病院臨床検査部
ページ範囲:P.487 - P.493
文献購入ページに移動 本邦での酵素活性測定のリファレンスシステムにおいて,頂点に位置づけられる日本臨床化学会勧告法について,その役割と実施時の技術的な事項を中心に述べた.これまで,勧告法そのものの普遍性を確認した報告が不足していたが,今回,数施設のミニサーベイによって普遍性の検証が行われ,ほぼ満足できる結果が得られた.しかし,項目によっては測定値の施設間差がやや大きく,測定手技の細部を再確認し,統一化することの必要性も認められた.このような状況から,ここでは勧告法を実際に実施することを想定した解説を行った.〔臨床検査37(5):487-493,1993〕
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