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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻5号

1993年05月発行

文献概要

今月の主題 酵素検査標準化の動向 技術解説

反応指示物質を用いる方法

著者: 大貫経一1

所属機関: 1国立水戸病院研究検査科

ページ範囲:P.494 - P.498

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 血清酵素活性測定における検量係数を反応指示物質を用いた実測検量係数K値で設定することにより,同一測定キットのデータの互換性が得られる.しかし,測定キットの試薬条件が異なる場合など測定方法が異なったりすると,データの一致は得られない.そこで,測定方法が異なる場合でもデータの一致を図るには,日常検査法の直接の基準としての常用基準法による測定値からの距離を求めて,これを補正すればよい.この距離は各測定キットごとに定められ,この距離を補正する補正係数KRを決めることができる.最終的に実測検量係数K値に,このKRを乗じれば各データはすべて互換性が得られる.〔臨床検査37(5):494-498,1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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