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文献詳細

雑誌文献

臨床検査37巻5号

1993年05月発行

文献概要

今月の主題 酵素検査標準化の動向 測定法と技術的評価

AST,ALTの常用基準法

著者: 中野尚美1

所属機関: 1銀杏学園短期大学

ページ範囲:P.506 - P.511

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 わが国における血清ASTおよびALT測定の標準的測定法として十分な検討の結果,専門家の合意の得られた方法として日本臨床化学会(JSCC)から1989年に公表されたJSCC勧告法の測定温度は30℃である.しかし,日常の酵素検査は99%以上の施設において37℃で行われているのがわが国の現状のようである.この測定温度の問題に対処し,日常検査値の標準化を図る目的で新しく提案されたAST,ALT測定のJSCC常用基準法について,勧告法を基に技術的な面から検討を行った結果を含めて解説する.〔臨床検査37(5):506-511, 1993〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1367

印刷版ISSN:0485-1420

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